それは、様々なエステサロンのホームページやチラシ・広告物などを見ていると、なんとなく痩身なのかな・あるいはフェイシャルなのかなというのは分かりますが、どんなお客様に訴求したいのかが分かりにくいものがよくあります。
例えば、ホームページやチラシでいうと、閲覧者の視線が最も集中しやすい場所に美容機器名やメニュー実など、専門用語でのキャッチコピーが記載されているのをよく目にします。
「伝わるだろう」という思い込みがあり、お客様の目線ではないということです。
ターゲットは必ず、目的を持って行動しています。その目的にフィットしたワードが目に飛び込んでこないと、即効で逃げられてしまいます。
これは「目的が不明確」なケースで、新規集客を取りこぼす要因の一つです。
ターゲットに興味をもたせるポイントは意外とシンプルです。ターゲットの目線に立つとよくわかります。
「痩せたい」と思ってエステを探しているターゲットの心理を創造してみましょう。
一言で痩せると言っても、その痩せ方は様々です。
そしてターゲットがよく検索するキーワードを考慮すると・・・
大幅痩せ・即効痩せ・痩身エステ・ダイエット・痩せる・お腹痩せ・足痩せ・太もも痩せetc
ターゲットが目にした販促物に、「大幅減量」と大きく記載されていれば「これだ!」と感覚的にわかります。
同じ「痩せる」というメニューでも、どういうプロセスで痩せるかのニュアンスが入れば、さらに目的がはっきりしてきます。
【販促物のキャッチコピーの一例】
「驚異的な速効ダイエット!セルライト・皮下脂肪・内臓脂肪までトリプルアタック、どんどん溶かして液状化するスピードスリミングコース」
「インド伝承のアーユルヴェーダに基づき体の内側から綺麗にする、全身オールハンドの人気No.1コース!」
このようにシャープな印象を与える目的の表現をするだけで、興味を持ってくれる潜在顧客層は増えていきます。
部分的なコンプレックスをお持ちのターゲットは、「お腹痩せ」や「足やせ」というキーワードでよく検索しています。
エステサロンが販促したいメニューが下半身痩身や部分痩身であれば、お腹痩せ・足やせなどのワードを上手く使い、「お腹痩せ集中ケア」や「美脚足痩せコース」などの表示にするだけでターゲットはピンときやすくなり、さらに詳しい情報を見ようとします。
このように集客の第一歩は、売りたいメニューの目的が明確なこと。文章を読ませるのではなく、マークや大きな文字で記載し、パッと見てパッと感覚的に分かる表示をするのがポイントです。
「ターゲットの目線で目的を明確に表現する」たったこれだけで見る側の受ける印象は大きく変わります。
貴店の潜在能力やスタッフの方のいいところを伸ばすことが、成功への近道だと思います。その具体的な手段を一緒に考えましょう。