先日面談した方の仕事はカウンセラーでした。
サービスを販売する企業での雇用者なので、お客様が契約すればインセンティブがつきます。
その方は退職を考えているとのことです。
理由は、前職の給与が低かったため、今の会社に転職したものの、なかなか契約にならず給与は前職と変わらないため給与がもっともらえる企業に転職を考えているとのこと。
私はこの方は転職をしても給与が上がる可能性はないと感じました。
そこでこんな問いかけをしました。
「お金を追いかけている思考ではお客様に見透かされるのでは?」
「売上を追いかければ追いかけるほど、お客様は逃げていくもの」
「あなたが今の職場であろうが、転職をしようが、お金を追いかける仕事をしている以上、売上は伸びません」
「お客様との良い関係を築くためには、与える思考で仕事をすること」
「与え続けることで、与えていただけるようになる」
「その延長上に契約がある」
「今のあなたのままでは仕事に対しても、プライベートに対しても満足度は低いままではないでしょうか?」
カウンセラーの方は涙を流しながら、
「今気付きました」
「なぜ仕事が上手くいかず暗い気持ちのままいたのか」
「気付かせていただいて感謝します」
そうなのです。
やり方よりも、在り方の方が大切ですよね。
気付きを与える教育が、自分で考え、行動できる人間力を育む人閥へと成長できるのではないでしょうか。
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