



「博多ぐるぐるとりかわ」を日本全国に広めた株式会社タケノ代表取締役 竹野孔さんの講演会が11月26日に行われました。
創業43年、現在の店舗数39店舗の竹乃屋、その他、通販、農業生産法人、海外事業などを展開している企業の経営者が、どのような志で、どのような想いで経営されてきたのか?!
【コロナ禍での決断】
100店舗以上経営されているとき、コロナ禍の影響により売上が97%減少という危機がやってきました。
多くの飲食店が休業や撤退をする中、竹野社長はピンチをチャンスと捉え、PayPayドーム店、福岡空港店、博多デイトス店など30店舗を超える新店舗を出店するという大胆な経営戦略をとりました。
当時はリストラが当然のように行われていた時期、竹野社長は経営理念に基づき「社員を守る」「攻める」という意思決定の基準を持つことで、危機を乗り越えたそうです。
もし、経営理念を決めていなければおそらくリストラをしていたであろうと仰っていました。そして、コロナ禍が終息した後、思い切って出店した店舗に大きな成果が期待できるイメージを持ち、その通りになったわけですが、危機だからこそどのようなビジョンを持ち行動を起こすかがいかに大切かを学びました。
特に、経営は「判断」ではなく「決断」であるというお話に大きな感動がありました。
今回の講演は、困難を乗り越えていくプロセスの中でも、自分のことより社員、関わっているステークホルダー、そして人々のために何が出来るかを高い視座で考え行動されてきた竹野社長の生き様が深く心に響きました。
【無料相談窓口】
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