エステもしくは美容クリニックに通っている、またはこれから通いたいと思っているターゲットのパイは限られているのに、商圏に存在するライバルがひしめき合っています。

まさに過当競争の中、生き残っていくためにはオリジナリティを軸にした、集客力のあるキラーメニューで新規顧客を獲得し続ける必要があります。

そのキラーメニューは、目的・メニュー名・施術工程・施術時間・初回体験価格をしっかり決めることで新規集客力は上がります。

一方、キラーメニューで販促しているのに集客力が弱いというケースの方が多いかもしれません。

要因はヒヤリングしてみないと特定できませんが、私に相談されるお客様の多くは、ホームページや広告物を制作した業者もしくは販促物を運用した業者に、エステ業界・美容クリニック業界の知識が薄いため的外れになっているか、もしくは具体性のない漠然とした内容になってしまっているケースを多く目にします。

業者を選ぶ際は、「貴店のオリジナリティや施術のセールスポイントを最大限に引き出すための引き出しを持っているかどうか」を見極めて業者を選んでいただくことをお勧めします。

・お客様のニーズが商圏にどのくらい存在するかマーケティングデータをとる。

・他店に差別化が図れるオリジナリティを明確にする。

・お客様がサロン・クリニック選びをする際の基準を把握する。

・お客様が知りたい情報の優先順位を把握する。

・お客様がトリートメントの商品価値をどこで判断しているか把握する。

上記の最低限のことを行い、販促物に落とし込めばキラーメニューの集客力は確実に上がります。

》マーケティングの重要性

もう一つ知っておきたいのが、市場全体のニーズです。

エステ・美容クリニックはメニュージャンルが様々です。エイジングケア・痩身・脱毛・フェイシャル・美容整体・アイラッシュ・リラクゼーションなど様々ですが、ターゲットが「よく検索するキーワード」があります。

例えば、痩身関連では「痩身エステ」「痩せる」「お腹痩せ」「足痩せ」などの検索ボリュームが多いです。フェイシャル関連では「シミ取り」「小顔」「ニキビ」「毛穴の開き」などが上位に来ます。

季節によって多少変化がありますが、このようなターゲットのニーズを知っている、又はリサーチすることで販促の精度を上げることができます。

》売れるメニューについて

そのサロンの立地と得意な技術によってキラーメニューは変わると思いますが、市場のニーズを把握した上で、オリジナリティを明確にアピールすることを第一に考えてください。

あくまでもキラーメニューは、お客様とお知り合いになるきっかけにすぎません。

大切なのは実際にトリートメントを行う上で、どれだけお客様を満足させられるかです。